 自分の足で平行移動をする |
◆人間は少しでも楽をしたがる性分なのか、駐車場から少しでも距離があると「まあいいか」とあきらめてしまう。展望台は多分一番いい場所につくられているのだろうが、大自然の中では、地形的、環境的な問題から必ずしも絶景ポイントではない場所もある。車を停めたら、展望台だけでなくそこから少し周辺を歩いてみることをお薦めする。
◆景色はほんの少しの平行移動でまったく違ったものになる。わずか５ｍ、１０ｍが感動の別れ道になる。アングルも含め、いくつかの場所から撮影しておくと自宅に戻って選ぶことができる。
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| 道の上で撮影、少し高い場所へ移動して撮影（垂直移動） |
◆運転席から見た道をイメージして、道路に立って撮影する場合が多い。それで終わってしまうと、道路の別の顔が見えてこない。周囲を見渡して少し高い場所から撮影できるポイントをさがしてみる。道路の前と後ろに奥行きある雄大な写真が撮影できる。
◆例えば、切り通しの上にある橋から道路を撮影したり、高速道路の上につくってある横断道路から撮影してみると、同じ道路が別物に見える。 |
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| 道路が美しく見える場所はどこ？ |
◆彼方に続く直線道路
道の写真集など見ると、大平原の彼方に続く一本の道、海に向って走る道などが掲載されている。やはり直線道路というのはだれもを魅了する。撮影は運転席の位置（左車線）か道の中央、センターラインがあればその上からの撮影がバランスが一番いい。
◆平原、高原を走る曲線道路
曲線道路が続けば、これは当然いい写真が撮影できると思っていい。ゆるやかに登ってきたら走ってきた道、曲線道路を降るならこれから走る道を撮影する。
◆急斜面のつづら折り
何重にも続くつづら折り道路は上に行けば行くほど素晴らしい道の写真が撮影できる。ビーナスラインやいろは坂など。問題は車を駐車する場所の確保だけだろう。
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| 絶対してはいけない、ブラインドカーブでの駐車 |
◆ワインディングの撮影で「ハッ」とする場面がある。たしかにいい場所なのだが、カーブの真ん中に車を停めて撮影している方々。これはもう自殺行為としか言いようがない。自分だけならともかく、完全に他人をまきこんだ大事故になりかねない。絶対にカーブでの駐車は避けるべきだ。
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