ＨＯＭＥ アウトバックで行く日本の旅 ＭＥＮＵ

Ｔｏｕｒｉｎｇ　Ｒｅｐｏｒｔ　　２００８
北海道グランドツーリング　～荒海と霧の積丹半島を走る　２日目～　
　◆　二股ラヂウム～ソーランライン～積丹半島～神威岬～積丹岬～美瑛 ２００８年８月２日
彼方に神威岩を眺望する （車内撮影で色が少々変）

◆予想された通りの雨で始まった２日目。３日までは天気が悪いということで気分を切り換えて、雨雲の中のツーリングを楽しむことにした。

◆そうだ、積丹半島にはおいしいものが待っている。今日は景色より食でいこう！

◆でも景色も、意外と・・・・。北海道の日本海側は本州の海岸線に似た哀愁を感じた。
本日の走行距離　　　　４０４　㎞ 平均燃費　　　１２．２　　㎞／Ｌ


　◆　のんびりと出発
二股ラヂウム温泉
（９：００）

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道道９号

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Ｒ２２９号
雷電国道
ソーランライン

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岩内
 私としては珍しく、朝食をいただいて午前九時に出発。
理由は、昨夜から続く雨、予報も曇り時々雨という最悪の天気。

今日は積丹ブルーを見たかったのに・・・。
気を取り直してスタート。
と思ったら、出鼻をくじかれるような工事。運悪く工事の道具の荷卸しの車がやって来ていて、ほぼ１５分くらい足止め。

焦ってもしかたないので、交通整理のおじさんとしばしお話。
ふと運転席側の景色を見ると、意味深な木が。
記念に１枚。

　◆　追分ソーランラインを北上 地図
曇りが意外と似合う
いつも青い空の写真が多いのだが、今日は雲ばかり。しかし、人影も車も少ないこの道は情緒があっていい。
国道２２９号は、北海道の日本海側をえんえんとトレースする。
日本百名道撮影場所
偶然停車して撮影しておいたら、あとで確認するとその場所だった。百名道では電信柱の先から撮影してますね。
でも、もっといい場所はあると思ってしまう。
情緒ある旧道
日本海の荒波や自然災害で、より海に近い道が閉鎖され新しいトンネルが次々とつくられている。そんな中で旧道は奇岩の合間を走る。ここだったらもっといいのになあと思わせる反面、ここを走ったらいつ崩落事故に合うか。絶景と危険は紙一重なのかもしれない。
雷電トンネル
ここも新しいトンネルができていた。長さ３５７０ｍ、２００２年完成。
ナビを見ながらトンネルを走っていると、旧道の海沿いの道にはいくつもの景勝地が並んでいる。安全と引き換えに、北海道有数の海岸道路の美しい景観をみることはもうできないのだろうか。

　◆　岩内を通過し、積丹半島へ
岩内

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Ｒ２２９
積丹セタカムイライン

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神威岬
岩内をすぎていよいよ積丹半島にはいる。
国道２２９号のさらに荒々しい海岸線を見せる区間。

　◆　積丹セタカムラインを走る（Ｒ２２９） 地図
日本海の荒波でできた奇岩
この荒々しい感じを出すには、超ピーカンの青空よりも、グレーの雲が広がる空の方がいいのかもしれない。と天気の悪さを合理化させてみる。
積丹碑から神威岬
こんなに離れていても神威岩の存在感は圧倒的だった。
あの岩をあと数十分後に見る喜びに希望を膨らませる。

はずだったのだが。
神威岬まであとわずか
ここまで走って来た道を振り返る。
ここは夏もいいが、秋から冬の風が強く、荒波の日が一番似合いそうだ。
日本百名道撮影場所
神威岬に向かうゲートをくぐり、上り坂の上側の部分から撮影。
工事中のクレーンがあって、ちょっと情緒不足になってしまった。彼方に見えるのは積丹岬。次の訪問地。

　◆　超強風の神威岬 地図　　　積丹観光ＨＰ
神威岬

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Ｒ２２９

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道道９１３号

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みさき
（昼食）
 憧れの積丹ブルーの見られる神威岬に到着。
ドアを開けようとしたのだが、開かない。ＸＴよ、早くも故障か（怒り）
違っていた、風の強さでドアが開かない。外は台風並みの強風。
車の向きを少し変えてなんとか脱出。
しかし、立っていられないほどの強風に、到着記念の撮影をしただけとなる。
身を小さくしながら駐車場の中展望場所に移動。途中何度止まったことか。

カメラが固定できない。
一瞬の風の休息にシャッターを押す。

最終日にもう１回来ればいいか。

この安易な決断が悔いを残すことになろうとは。

　◆　最高額、最高のウニ丼　 地図　　　みさき
超満員　人気のお店
事前にネットでチェックしておいたおいしいウニ丼のお店に移動。道路沿いの電信柱に何枚も看板が設置され、店も道沿いなので迷うことはない。お昼時は超混雑する。
おしながき
お薦めは一番右の赤ばふん生ウニ丼、先着２５名まで３２００円、それから後は３５００円
すでに１１時を回っているので３５００円にて注文。
これが噂の赤ばふん生ウニ丼
キター！
なんかいつも見るウニとは色がちがいます。
文字通り赤いウニ。
この色！　感動の味！
種類がちがうとは言え、この味はなんだ。まるで卵の黄身のように軽く甘い。かみしめるように食す。
今年のウニの出来具合はよくわからないが、とにかく満足できるおいしさ。
今回の北海道で最高額、最高品質の食事となった。

　◆　腹ごしらえをして積丹岬　島武意海岸へ
みさき

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道道９１３号

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島武意海岸		 腹ごしらえの後はもうひとつの青い海、島武意海岸へ。
このトンネルを抜けると、真っ青な海が広がっているはず！

　◆　積丹岬　島武意海岸 地図
よくある観光写真
雲のおかげで、写真でみるような青い海はなく、普通の海岸になってしまった。これじゃあ降りてもしかたないなあ。
他にいい場所はないの？？？
灯台側の展望台
今日はこの後何もないので、灯台に向かって山道を歩く。結構きついが、帰って来る方が、「この苦労にあまりある絶景ですよ」の声を信じて歩く。この言葉は後日別の方に言うことになる。
そして到着。汗びょっしょりの体を休めて海を眺める。
断崖続く海岸線
おおーーーー、なかなかじゃないか。
去年行った生月の大バエ断崖を彷彿させる。
さらに遊歩道を歩く
ここまで来たのだからともう少し歩いてみる。階段を下りたところくらいまでが絶景ポイント。さらにいくと女郎子岩なるものもあるのだが、前にも後ろにも歩いているのは私一人。さすがに熊注意の看板を見つけて引き返す。熊よけのスズは必須か。

　◆　一気に美瑛へ
島武意海岸

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道道９１３号

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Ｒ２２９

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Ｒ５

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小樽ＩＣ

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滝川ＩＣ

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Ｒ３８

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道道７５９号

道道５８１号

道道７０号

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Ｒ２３７号

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ポテトの丘ＹＨ
 予想通りの景色に失意をしながら、今日のお宿「美瑛」に向かう。

途中のあるＳＡの階段にいた馬たち。
こういうオブジェははじめてだ。
乗っかっていいのかなあ。
（子ども限定ＯＫか？）
小樽から高速を使って私の考える最短ルートで美瑛にはいる。
Ｒ３８号からショートカットした道道７５９号からの道は、パトカーなしの快走路。
久しぶりのＳ＃全開。

そして、まさに北海道のイメージ通りの景色が広がってきた。

　◆　来たよ、美瑛だ！ 地図
道道７０号沿い
北海道らしい農地の写真第１号。
やはりこれだよなあ、本州では見られない丘陵。
かんのファーム
道道７０号とＲ２３７の合流点にある観光用農園。ファーム富田が有名だが、美瑛ではここがお薦めらしい。道路脇から色鮮やかな花が飛び込んで来る。
かんのファーム
夕暮れ時なので、色がちょっとだが、晴れればいい写真がたくさん撮れそうだ。
美瑛の夕暮れ
十勝岳、美瑛岳方面に夕日があたる。これまであった雲が少し消えかかってきた。お宿の夕食には間に合わないが、この景色を見過ごす手はない。
２０分遅れでお宿に到着。おいしい夕食をいただく。


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