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   2007年の旅        早朝半日、美ヶ原高原絶景ツーリング   PART2
  美ヶ原高原道路                          2007年6月23日
美ヶ原高原道路(日本百名道)

◆美ヶ原から武石峠を経由して美ヶ原林道へはいる。この距離が25qくらい。美ヶ原をくるりと1周できるのだが、なかなか道が狭く大変。観光ガイドによってはお薦めしない道にもなっている。

◆たしかに狭いのだが、だいぶ整備もされ以前より格段に走りやすくなった。1日で美ヶ原の王ヶ頭を含めた地域を楽しみたいのならぜひお薦めする。特に、王ヶ頭や王ヶ鼻の絶景を楽しむなら、山本牧場から片道1時間半よりはこちらの方(片道30分)が便利はいい。

◆梅雨の中休みのこの日は、雨上がりで空気は澄み最高の時間だった。北アルプスを眺望する美ヶ原高原道路の最後の部分は素晴らしいのひとこと。


 ◆ 思い出の丘
               思い出の丘
森林の中を走り終えるとパっと開放的な景色が広がる。そしてすぐに思い出の丘がある。駐車場に入れて少し歩く。
時間がない今日は駆け足。標高1935mの空気はさすがにこたえる。
             思い出の丘の碑
わおーーー! 
駆け足の疲れを吹っ飛ばす絶景だ。
中央、御嶽、乗鞍から始まる北アルプスが目の前に広がっている。
もうこれだけで来てよかった!
           中央アルプスと御岳方面
南西方面はまだ雲の残骸がたまっている。雲の上からの景色はやはり最高だ。 
   
             北アルプスの山々
北アルプス方面はほぼ快晴。この時期としては珍しいくらい空気が澄みはっきりと山々が見える。

 ◆ 北アルプスを眺望しながら車は進む
思い出の丘

 ▼

北アルプス
眺望ポイント
思い出の丘からぐるりと回った場所が一番景色のいい場所になる。自然遊歩道への登り口がある。
この道は環境保護のために全線駐車禁止で、自然保護観察員の方々が頻繁に見回りをしている。今日もこの後次の場所で遭遇。

 ◆ 北アルプスを眺望する絶景ポイント 地図
             遊歩道の登り口から
ここは美ヶ原方面から武石峠方面に向うドライブが最高。左手にアルプスを見ながら走ることができる。
              遊歩道に登って
遊歩道をそのまま歩くとさっきの思い出の丘に到着。車の駐車を考えると、思い出の丘に停めてこのあたりまで歩いて戻るのが一番だろう。(今日は時間がないので2〜3分だけ駐車してます)

           遊歩道を逆方向に歩いて
遊歩道沿いにはロープが張られて完全立ち入り禁止。こうしてみると地肌が露出している部分も多い。
           遊歩道登り口階段
正面彼方は左に御嶽、右に乗鞍連峰。

 ◆ 自然保護センターへ          地図

北アルプス
眺望ポイント



自然保護センター

自然保護センターへの最後の区間は牧草地の合間を走り抜ける快走路。道路は完全2車線で舗装状況もよく、快適に走れる。
とにかく1回車で走って、そのあとのんびりと歩くか自転車で走るかするのがいいかもしれない。その後王ヶ鼻へ行けば万全の美ヶ原観光が完結する。それだけで十分に1日を過ごせる。
自然保護センター前

車の進入はここまで。正面は王ヶ頭(おうがとう)のTVアンテナ群。この左側には王ヶ鼻があり、松本盆地まで約1000mの落差の絶壁が待ち受けている。
自然保護センターの駐車場

軽く70台は停められる大駐車場
ここから長野市方面の景色もばっちり。
さて、ここに車をおいて短時間だけ周辺を散策することにする。
前回来た時に景色のよかった場所へ向う。

 ◆ 自然保護センター周辺の絶景
         来た道を戻る方向に散策路を歩く
いやここでも駆け足です。ここにいられる約10分の間に撮影を終わらなければ。
        丘をこえると素敵な道と北アルプス
こんな高い場所におだやかな箱庭のような景色が広がる。とっても落ち着く場所だ。
         乗鞍方面の展望も素晴らしい
雲がとってもいいアクセントになっている。さっきよりも少なめになり、下界の街並みが見える。
ここまで今日の散策は終わり。また車に戻り、思い出の丘方面に行く途中での撮影に向う。
         牧草の中のストレート道路
ここも大好きな場所。道路の右側には牧草とレンゲツツジが広がる。
          谷の向こうの丘は美しい牧草地
ここに来るといつも思うのは、あの牧草地でゆったりと眠りたい!
でもあそこは立ち入り禁止なんだよなあ。
残念。
           レンゲツツジの道路
さらに車を進めるとレンゲツツジの群生地が広がる。このカーブの先にはたくさんのカメラマンがシャッターを切っていた。
       このあたりから北アルプスが見えてくる
快適なドライブは続く。本当に素晴らしい道。日本百名道に選ばれるだけのことはある。距離はわずか2〜3キロだが、内容は濃い。
               牧草の丘
さっきの牧草地がここ。なんとも牧歌的でおだやかな場所。こんな場所にいたら心も癒されなごんでくるに違いない。
木陰にイスをおいて読書がしたいなあ。
            さらに車を進める
左に北アルプスを眺めながら快適なドライブが続く。
自転車で走ると爽快だが、車に戻るためには上り坂を漕がなくてはいけない。標高2000mに近いこの場所ではそれはそうとう辛いものになる。
        さっきの遊歩道入り口にもう一度
またまたさっきの場所で撮影。

 ◆ 美鈴湖から松本ICを経て仕事待つ東京へ涙の帰還             地図
美ヶ原林道

 ▼

美鈴湖



松本IC



国立府中IC

こんな素晴らしい景色を前にして、急いで東京へ帰る。
さすがに3時間ちょっとの睡眠時間と、連続運転で帰りの高速は睡魔との戦い。ほっぺをたたく、雄叫びをあげる。隣に人がいたらこいつは一体何者だと思われそう。

諏訪、双葉で小休憩をして国立府中へ
ETC割引が効かないのがちょっとつらい。

しかし、それ以上の景色に感動できたシンデレラ・ツーリングだった。


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