| 絶景を走る 日本の美しい道 瀬戸内 |
| Ｓｈｉｍａｎａｍｉ Ｋａｉｄｏ Ｍｕｋａｉｓｈｉｍａ Ｉｓｌａｎｄ |
| しまなみ海道 向島（むかいしま） |
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| 爽快な外周道路、車で行ける絶景の高見山、夕陽が美しい厳島神社 |
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| 整備された南側の外周道路（因島大橋 橋脚下周辺) |
向島は、本州側の尾道市と尾道大橋（無料）としまなみ海道の新尾道大橋（有料３１０円）の２つの橋で結ばれている。他に３社渡船と２社の海運フェリーで結ばれている。本州側とはわずか３００ｍの尾道水道と呼ばれる海峡で面していて、海なのか川なのか迷ってしまう。従来から関係の深かった尾道市に２００５年に合併編入された。人口減少が進み空き家や耕作放棄地も多い。産業は柑橘類や花（シクラメン・洋ラン）の栽培が盛んである。
車でのアクセスは、山陽自動車道福山西ICで降りて国道２号線バイパスをしまなみ方面（広島方面）に進む。約４㎞先の西瀬戸尾道ＪＣＴでしまなみ海道に折れて、しばらくしたら向島方面（尾道大橋）の案内板にそって左折し尾道大橋で渡るのがお薦めだ。 |
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（地図提供 尾道まちかど広報室） |
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| のどかな東岸の外周道路（県道３７７号） |
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| いくつかの住宅街や漁村をつなぐ海沿いの道 |
| 尾道大橋を渡って橋脚下にトイレのある休憩所があり、迫力ある橋の撮影にはいい場所だ。ドライブはまず島の周回道路の県道３７７号で東海岸沿いに向う。向島は、西側は丘陵地と平地の市街地でドライブとしては面白くない。東側は山が海に迫っていて漁村や住宅地が点在し、瀬戸内らしいのどかな風景が続く。道路は２車線区間とやや狭い区間が交錯するが、離合困難な場所はほとんどなく、交通量も極小なので安心して走ることができる。小さな無人島の上江府島と下江府島が見えるあたりが爽やかで気持ちいい。
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| 自転車天国、車も極楽の南岸の外周道路（県道３７７号） |
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| 爽快な因島大橋橋脚下 |
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| アップダウンの快走路 |
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| 橋下の北側も快走路が続く |
| 周回道路は尾道市マリンユースセンターを過ぎた海岸線から、因島大橋を眺望する快走区間に入る。完全２車線の道路にはサイクリング用のブルーラインが引かれ、防潮堤が低いので車からも海の景色が良く見える。道路脇にはサイクリスト用の飲食店やCafeもあり、橋を見ながら撮影や休憩には最適だ。そして因島大橋の橋脚下を通過するアップダウンの区間が向島ドライブのハイライトだ。瀬戸内海と美しい橋と道路、すべてが揃ったしまなみ海道の島の道である。週末は自転車が多いので運転には注意したい。 |
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| 赤い橋の向こうにパワースポットが待っている岩子島（いわしじま） |
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| 向島大橋 歩道(左トラス橋）と車道（右アーチ橋)がかかる |
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| 美しい砂浜を眺望する外周道路 |
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| 西向きに立つ厳島神社の鳥居 |
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周回道路３７７号線から、真っ赤な２つの向島大橋(トラス橋とアーチ橋)でつながっている岩子島に向う。橋を渡ったら左折して島の周回道路を時計まわりで走り、パワースポットの厳島神社（分社）に向う。道路は白線付きの２車線とはいかないが、充分に幅はありストレスなく海岸ドライブが楽しめる。そして海岸から山側に入り少し狭くなったところに厳島神社の駐車がある。駐車場からは1～2分で最近人気になった砂浜に小さな赤い鳥居のある厳島神社（分社)に到着。西向きの海岸なので、夕陽と鳥居セットでの写真を狙いたい。この後は、オートキャンプ場を通過して周回してもいいし、素掘りの浜之浦トンネル周回道路で東進して向島大橋に戻ってもいい。岩子島公園はミュージシャンの浜田省吾が幼少の一時期に住んだ派出所のあった場所とされている。（父親が異動が多い警察官だった）
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| 山頂まで車で行ける絶景展望台 高見山 |
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| 中央が因島大橋、右上は三原方面 |
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| 充実した展望施設 美しい夕陽が期待大 |
向島ドライブの最後を飾るのが、車で山頂まで行ける高見山展望台だ。岩子島から向島にもどったら、南に下って国道３１７号で向島ＩＣ方面に向い蓮の池を右折、県道３７６号を右折してすぐに高見山の案内板があるのでそれにしたがって左折して高見山に向う。登山道路は１．５車線程度なので離合は注意が必要。山頂手前にも広い駐車場があるが、そのまま山頂まで進み５～６台程度の山頂駐車場に止める。週末は混雑の可能性があるので、下の駐車場から1０分ほど歩くことになるだろう。展望台はとても立派な施設で、東屋やベンチ、２階立ての展望デッキ・トイレがある。TV
アンテナ塔があるので、南西方面を中心に２７０度ほどで因島から本州の三原方面を眺望する素晴らしい場所だ。因島大橋が眼下にあり、望遠レンズで引き寄せたくなる。ここは、高齢者でも車で来れるので安心の絶景展望台である。
この後は、お花好きなら近くの洋ランセンターへ、ドライブオンリーなら、向島ICから因島へ移動となるだろう。
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