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２００３−２００４シーズン　スキーの記録
　◆　乗鞍高原　　ＰＡＲＴ２　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　ＰＡＲＴ１　　　　　　　　　　　　
乗鞍高原　 第５ロマンスリフトから
　２００４年１月１１日〜１２日　　　　　　　　　　　　　乗鞍高原　　乗鞍・国設ゲレンデ・休暇村

■11日は午前中の強風もやんで、ようやく穏やかなスキー場になりました。とはいっても冬型なので寒いです。今シーズン初めてブーツの足先の冷たさを感じました。

■せっかく昨日まであった雪がどうもこの強風のために吹き飛ばされたようで、鳥居尾根はもちろん、山本の壁もアイスバーン状態になってしまいました。「かもしか」はどうにかまだ柔らかい雪が残っています。

■「かもしか」上部のコブ斜面をゆっくりと滑っていたら、段々と持病の腰痛がでてきてしまい午後の最後はなんともしまりのないスキーで終わってしました。やはりコブには行ってはいけないなあとつくづく感じた１１日でした。

■でも、写真は素晴らしいのがたくさん撮れました。やはりスキーは快晴の時が一番です。
乗鞍高原スキー記録　ＰＡＲＴ２ 　　1月11日 PM
　　
　
快晴の乗鞍、とても気持ちいい！　　ＢＵＴ　腰が・・・
　　　　　　　　　　　第５ロマンスリフト
今日ようやく動いた第５ロマンスリフトにのりました。聞くところによると正月せ動いてなかったとか。どうもスキー場の経営に関わってのことだそうです。もう１本、国設かもしかの左側の短いリフトも動いていませんでした。大好きな乗鞍なのにちょっと複雑な心境です。


 　　　　　　フリースタイル用のスノーパーク
去年まではコースはあっても滑っている人はとても少なく、もったいない感じでしたが、今年はパーク利用が相当増加して、リフト上から結構楽しめます。
　　　　　　　　　　鳥居尾根コース
昨日と違い素晴らしい眺めです。まだ第６クワッドが動いていないのでとてもキレイです。ここからだとたいした斜度には見えませんが、これがなかなか手強いです。


 　　　　　　　　　　　かもしかコース
こちらは、午前中からリフトが動いていたのでコブだらけです。特にリフト沿いは絶好のモーグルバーンになって、強者どもがリフトにのった観客にさかんにアピールしていました。
　　　　　　　　　かもしか頂上付近
国設の方は比較的風が少なく、雪もしっかりと残っていました。かもしか頂上には、ゲレンデスキーヤーとともに、冬山の乗鞍を登山した方の姿も（中央の赤と右端の黄色の方）数名いました。しかし、昨日のあの強風の中、夜は大変だったでしょうね。


 　　　　　　　　かもしか下部の圧雪部分
かもしか後半は２０度程度の斜面なので、比較的快適に滑れます。幅も広くちょっと回りを注意していけば、大回り系も練習できます。
　　　　　　　　　　休暇村ゲレンデ
今日は１０時から営業していた休暇村ゲレンデリフト。こちらは中級までの方が林間コースっぽく滑るのに適しています。あまりスピードを出すコースではありません。正面右が乗鞍国民休暇村。
 　　　　　休暇村第１クワッド降り場から乗鞍岳
休暇村からはまっすぐに乗鞍岳が見えるようにリフトが架けられています。リフト上からの景色はなかなか見事です。

　

乗鞍高原スキー記録　１月１２日　

　　

まれに見る穏やかな快晴の中　　　極楽スキー！
　　　　　　　　　朝一番の鳥居尾根
昨日の感じだとカリカリのアイスバーンと思ったら、意外と柔らかくしっかりとエッジが食いついてきました。


 　　　　　　　　　　乗鞍第６クワッド
普段は必ずフードを下げて乗りますが、今日は全開にして大自然の風を体中に浴びながら頂上へ向かいます。
　　　　　　　　アルペンコース
鳥居尾根の中間下から左に分岐して、わさび田方面に滑り込んでいきます。圧雪はあまりしないので、深雪やコブを楽しむことができます。


 　　　　　　　　　　　チャレンジコース
同じく鳥居尾根の中間部から左にわかれる上級コース。雪が着きにくいので、シーズン中でも存分に滑れるのはわずかです。ここも深雪が楽しいです。
　　　　　　　　　　夢の平ゲレンデ
今日は無風、春の暖かさでした。こんなに風のない乗鞍はちょっとないなあ！　うれしいけれど、雪が心配


 　　　　　　　　　国設かもしかゲレンデ
ちょっと圧雪が手抜きだよなあと思わず声が出でしまいました。中央部分しかピステが入っていません。これも経営の問題なのか？？？　　でも雪質は３日間の中で最高でした。
　　　　　　　　夢の平ゲレンデ
ここは基礎練習にはもってこいの場所です。上級者もこの緩斜面でステップターンとかパラレルをやると結構手ごわいです。スキーはスピードだけでなく、細かいバランス技も必要です。


 　　　　　　　　　夢の平で基礎練習
今日のスクールは校長先生直々。かつて若い頃には杉山進氏とともにオーストリアや志賀高原で腕（足）を磨いたお仲間です。経営するペンションには写真がズラリありました
　　　　　　　　　お昼は豚汁定食
今日のお昼はレストハウス乗鞍です。ここはいろいろとメニューがあって価格も８００円前後でゲレ食としては良心的です。ただ、寒い！　もっと暖房を効かせて欲しい！


 　　　　　　　再びかもしかトップから乗鞍岳
いや本当に今日の乗鞍は美しいです。こんな青空東京ではお目にかかれません。真っ白な乗鞍岳とのコントラストが絶品でした！
　　　　　　　　かもしか迂回コース
このあたりが夏は乗鞍エコーラインが通る道になります。かもしかゲレンデはぐるぐると２回エコーラインが横断します。


 　　　　　　　　　　かもしかの迂回コース
かもしかは初級者でも大丈夫なように迂回路があります。乗鞍エコーラインを少し利用してのコースです。ここからの景色もなかなか素晴らしいです。
今シーズン初の乗鞍は小雪から強風、穏やかな快晴と様々な自然を見せてくれました。徐々に良くなる天気に顔もほころんでスキーを楽しむことができました。ただ、心配なのは、スキー場自体の経営です。一番重要なリフトが２本動いていない（第５ロマンス、国設ペア）ことに当初不満を感じましたが、経営の内実を知り深刻な赤字経営に悩むスキー場の現実を垣間見ることができました。今年のリフト係は旅館組合のボランティアでやっているという、まさに日本の現在の景気とスキーの状態を示しているような乗鞍高原スキー場が、来シーズンも運営されていくことを、乗鞍を愛する一人として祈念するものです。


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