◆関東隣接では人気の高い清里高原から、八ヶ岳南麓を走って蓼科につながる道路（八ヶ岳高原ライン・富士見高原道路・八ヶ岳エコーライン）をまとめて八ヶ岳高原道路（八ヶ岳南麓道路）として番外に加えることにする。
◆私は東京からは車山（ビーナスライン）へツーリングに行く時は、茅ヶ岳広域農道から必ずこの八ヶ岳南麓の道を走る。野辺山高原（平沢峠）から清里美しの森を経由し、右手に八ヶ岳、左手に南アルプスを間近に眺望しながら走るドライブは、森林の合間を次々に現れる景色と山裾を走るカーブの連続がトライブ心をくすぐる。途中に、天女山、編笠山（観音平）の登山道路もあり、南アルプスの眺望がよい。
◆八ヶ岳高原ラインから右折してそのまま富士見高原道路にはいる。誰も（人も車も）いない直線の道を走る早朝の爽快感はたまらない。道路脇のペンションやテニスコートが人工的自然を描いている。富士見高原スキー場からは網笠山と西岳が双子のように並んで美しい。そのまま道は八ヶ岳エコーラインへ。
◆現在蓼科への最短ルートとして建設中の八ヶ岳エコーラインへは、八ヶ岳美術館前を左折して途中からエコーラインに向うか、さらに進んで、酪農実践大学の牧場前をとおって向かうかのどちらか。私的には早朝なら正面に南アルプスが広がる実践大学まわりがお薦め。「通りぬけ不可」の看板は無視してエコーラインにはいりカーブを曲がると、直線道路の彼方に蓼科山と車山が横たわっている。そして右手には八ヶ岳。この景色はたまらない。八ヶ岳を充分に満喫してビーナスラインへ向かうことができる快走路だ。 |
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