| 絶景を走る 日本百名道 ２０２２ ＪＡＰＡＮ ＢＥＡＵＴＩＦＵＬ ＲＯＡＤ ＢＥＳＴ １００ |
| 津軽岩木スカイライン |
| 東北 ＴＯＨＯＫＵ Ｔｓｕｇａｒｕ ｉｗａｋｉ ｓｋｙｌｉｎｅ |
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| 岩木山は円錐形の成層火山で、その美しい円錐形の姿から「津軽富士」と言われ、津軽半島を眼下に見下ろしている。火山活動によってできた巌鬼山(岩鬼山、1,470m)、鳥海山(1,502m)と岩木山（1652ｍ）の３つの峰に分かれている。青森県の最高峰であり、日本百名山として昔から人々に親しまれてきた。
津軽岩木スカイラインは、岩木山を南側から8合目まで一気に駆け上がっていく道路である。 |
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| 入口ゲートを過ぎ登りはじめてしばらくすると、連続する６９ものつづら折りが待ち構える。日本で似たような道路をあげるなら、富士山須走五合目に向うふじあざみラインくらい。しかし背丈の高い森林が無い分、津軽岩木スカイラインの高所感は圧倒的だ。上空からドローン撮影した写真を見ると、これから始まる運転の大変さをしみじみ感じてしまう。６９回、延々と繰り返すハンドル操作は、最初はドライブテクニックの向上と納得できるが、さすがに後半には飽きてしまう。しかし、高度の上昇とともに素晴らしい景色が広がるので、その不満を帳消しにしてくれる。きるかくひたふら耐えて頑張るしかないのがこの道だ。 |
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| スカイライン側（南側）の景色もそれなりにいいが、やはりここは、８合目（１２４７ｍ）の道路の終点からリフトに乗って９合目にいき、さらに３０～４０分の岩場登山で山頂にいくことをお薦めする。岩木山は独立峰のため山頂からの眺望は最高だ。晴れた日には八甲田連峰や白神山地、さらには津軽半島と北海道まで見渡せる景色は圧巻そのものだ。ただ、通行料は結構高いので、快晴の時のみに行くこと。空気の澄む秋が一番のお薦めである。スカイラインを走破した後は、岩木山のまわりの周回道路(県道３０号・3号)がお薦めだ。リンゴ畑や世界一長いと言われる桜並木を走る快走路で、鯵ヶ沢街道からスカイライン入り口までの県道３号区間はヘアピンカーブの続くテクニカルな道になって走りを楽しむことができる。さらにアップルロード（弘前南部広域農道）は一面リンゴ畑の中を走る快走路だ。
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