| 絶景を走る 日本百名道 ２０２２ ＪＡＰＡＮ ＢＥＡＵＴＩＦＵＬ ＲＯＡＤ ＢＥＳＴ １００ |
| 鳥海ブルーライン |
| 東北 ＴＯＨＯＫＵ Ｃｈｏｋａｉ ｂｌｕｅ ｌｉｎｅ |
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| 鳥海山は山形県と秋田県にまたがる東北２位の高さを誇る活火山で、日本海の海抜0メートルから標高２２３６ｍまで立ち上がる珍しい山である。山頂は山形県側にあるが、秋田県側に山頂があると主張する秋田県民で山頂争いになることが多々ある。山頂に雪が積もった姿が富士山に類似しているため、出羽富士（でわふじ）・秋田富士とも呼ばれ親しまれている。この美しい稜線をもつ鳥海山に向って、山形側と秋田側からＶ字のように五合目に向うのが鳥海ブルーラインだ。 |
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| 全線に渡って道路の整備状態は良く、鳥海山や日本海を展望でき、走りと景色の両方を充分満足させてくれる道だ。山形側は十六羅漢像付近海抜０ｍから一気に登る。途中にある大平山荘（おおだいら）前の展望台からは、鳥海山はもちろん遊佐の海岸を始め日本海がとても美しい。秋田側に入ってすぐの場所に大規模な鉾立ビジターセンターがある。以前あったレストハウスは駐車場に変わったが、食堂や山小屋が整備されていて、登山と観光の中心はこちらのようだ。ビジターセンターの先は急峻な渓谷が広がっている。 |
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| 秋田側の下りは、日本海を眺望しながら美しいヘアピンカーブを走りながら象潟の海岸におりて行く。旧料金所からはのどかな水田地帯が広がり、さらに進むと水田地帯の中に松林が点々とする九十九島と言われる美しい風景に心が和む。日本海側なので、夕暮れ時は特に美しい。ブルーラインは夏から紅葉の秋が最もお薦めだが、冬季閉鎖明けの４月の雪の回廊も迫力満点だ。五合目付近では５ｍを有に越え写真撮影も映える。 |
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