| 絶景を走る 日本百名道 ２０２２ ＪＡＰＡＮ ＢＥＡＵＴＩＦＵＬ ＲＯＡＤ ＢＥＳＴ １００ |
| 磐梯山ゴールドライン |
| 東北 ＴＯＨＯＫＵ Ｂａｎｄａｉｓａｎ ｇｏｌｄ ｌｉｎｅ |
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| 磐梯山は福島県猪苗代町、磐梯町、北塩原村にまたがる標高１８１６ｍの山である。元は「いわはしやま」と読み、「天に掛かる岩の梯子」を意味するのだと言う。会津盆地側からは、綺麗な三角の頂が見えることから会津富士、あるいは民謡にあるように会津磐梯山とも呼ばれている。磐梯山の麓は南が表磐梯、北が裏磐梯と呼ばれる。表磐梯から見る山体は整った形をしているように見えるが、裏磐梯から見ると、一変して山体崩壊の跡の荒々しい姿を見せる。磐梯山を東に眺望しながら、表磐梯（猪苗代湖側）と裏磐梯の桧原湖をつなぐ観光道路が磐梯産ゴールドラインである。１９７０年に有料道路として開通、磐梯吾妻スカイライン同様、東日本大震災からの観光復興策として２０１３年７月から恒久無料化された。 |
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| 冬は星野リゾートアルツ磐梯スキー場の林道コースにもなっている。表磐梯の穏やかな山容と裏磐梯の荒々しい火口の変化を感じる道である。南東北では随一の観光地裏磐梯につながる観光道路でもあるため、路面状況、駐車場とも充分な２車線快走路だ。表磐梯側は八方台の峠までヘアピンカーブも多くスピードはあまり出せない。こちらは展望のいい場所に駐車場が設置されている。猪苗代湖を一望する「山湖台」や「とび滝展望台」はお薦めで、猪苗代湖や様々な滝の景色を楽しみながら走ることができる。
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| 峠を越えて檜原湖に向う区間は、ヘアピンは減り中高速の走りが楽しめる緩やかなカーブと直線道路になる。途中の黄金平駐車場からは、１８８８年の磐梯山噴火のときに生じた、荒々しい爆裂火口を間近に見ることができる。そして終点の桧原湖畔に向う。山越えの区間なので、秋には美しい紅葉が広がる。 |
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