| 絶景を走る 日本百名道 ２０２２ ＪＡＰＡＮ ＢＥＡＵＴＩＦＵＬ ＲＯＡＤ ＢＥＳＴ １００ |
| 鳴門スカイライン |
| 四国 ＳＨＩＫＯＫＵ Ｎａｒｕｔｏ ｓｋｙｌｉｎｅ |
| |
 |
| 淡路島と四国のうず潮で名高い鳴門海峡を渡る大鳴門橋は、１９８５年6月に開通し、１９９８年に開通した明石海峡大橋とともに、関西と四国の物流と観光に大きく貢献している。鳴門の渦潮は、瀬戸内海と紀伊水道の干満差により、激しい潮流が発生することによってできる「自然現象」である。春と秋の大潮時に最大となり、その大きさは直径２０mにも達し、世界一の大きさといわれている。その日の渦潮の見頃時間は大鳴門橋遊歩道渦の道のＨＰで確認できる。渦潮の鳴門海峡とおだやかな瀬戸内海、ウチノ海を７つの橋で結ぶ爽快な海岸山岳スカイラインが鳴門スカイラインである。 |
|
 |
| 鳴門スカイラインは距離は８㎞程度と短いが、魅力的な景色を見ながら走りも楽しめる素晴らしいワインディングロードである。ジェットコースターのような道路。アップダウン、ヘアピン、ストレートが交互に現れ、さらに瀬戸内海の美しい景色がドライブ心をくすぐる。ほぼ車両専用道路なので、スピーﾄﾞを出したくなるが、カーブが意外と深く長い場所もあり、コースを熟知しておく必要がある。ハイライトは四方見(よもみ)橋の下りだ。その圧倒的な高所感、まさにジェットコースターの最初の急降下を思わせる道は圧巻だ。橋の手前には展望駐車場もあり、眼下のウチノ海を眺望できる。多くの観光客やドライバーが休憩をして景色を楽しんでいて、週末は車やバイクで混む時間帯もある。 |
|
 |
| 橋を渡った後は、ヘアピンやストレート道路を走って海岸線でこちらも気持ちのいい海岸線を走る国道１１号と合流する。関西方面からは神戸淡路鳴門自動車道を使って、淡路島ドライブとセットで考えてもいいし、四国の奥深い祖谷地方へのドライブの通過点としてもよいだろう。いずれにせよ、四国上陸後最初の絶景ワインディングロードである。 |
|