静岡県を代表する富士山眺望ポイントの日本平へ向うのが日本平パークウェイだ。静岡県道路公社が観光振興や地域開発を目的として、東西に走る有料の「日本平パークウェイ」が造られ、１９６４年3月1日に全線の供用を開始したのが始まりで、静岡側から丘陵の日本平山頂まで登る道路「日本平パークウェイ」と、清水側から日本平山頂を結ぶ「清水日本平パークウェイ」で二分されるが山頂でつながっている。日本平は富士山を正面に、眼下にはその構成資産となった「三保松原」や駿河湾の穏やかな景色がひろがっている。素晴らしい景色を誇る日本平ホテルにもぜひ立ち寄ってもらいたい。ロープウェイで久能山に渡れば、国宝の久能山東照宮がある。徒歩の場合は１０００段の階段が待ち受ける。
　日本平パークウェイは、地元のライダーやドライバーの定番のルートで、週末には多くの車両が集まる。山頂のデジタルタワーからは、美しき富士山と駿河湾がどんと広がる安心の景色が広がるが、パークウェイ沿いの富士山の展望は多くなく、写真の望岳橋付近の直線区間が一押しの場所になる。また、建設年度が古いため道路幅は狭くタイトなコーナーが続くので、スピードの出しすぎは控えたい。