| 絶景を走る 日本百名道 ２０２２ ＪＡＰＡＮ ＢＥＡＵＴＩＦＵＬ ＲＯＡＤ ＢＥＳＴ １００ |
| 仁田峠循環道路 |
| 九州 ＫＹＵＳＨＵ Ｎｉｔａｔｏｇｅ ｊｙｕｎｋａｎ ｒｏａｄ |
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| 雲仙岳（うんぜんだけ）は、長崎県の島原半島中央部にそびえる火山である。平成新山（１４８３ｍ）をはじめ、三岳（三峰）とも呼ばれる普賢岳・国見岳・妙見岳など全部で２０以上の山々から構成されている。現在も火山活動が続いており、１９９１年6月に発生した大規模火砕流では43人、１９９３年6月の火砕流でも1人が死亡し、慰霊活動が行われている。主峰は普賢岳（ふげんだけ）だが、１９９０年から１９９５年にかけての火山活動で平成新山が最高峰となった。仁田峠循環道路は、国道57号側から入り、雲仙仁田峠を経由して、国道３８９号と合流する雲仙岳を眺望する山岳ドライブルートである。２００９年４月に雲仙市に移管され、雲仙市道小浜仁田峠循環線となって無料化された。（協力金として１００円） |
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| 現在も全国的にも珍しい全線にわたり左回りの一方通行で、道路はそんなに広くなく慎重な運転が必要だが、一方通行なので安心して運転できる。途中車を停めて写真を撮りたくなる場所がいくつもあるが、観光バスも通る道なのでぐっと我慢しよう。最初の展望台は第二展望台で、正面に大迫力の普賢岳、反対側には島原湾方面の雄大な景色が堪能できる。第一展望台の仁田峠は駐車場も広く、雲仙ロープウェイを使って妙見岳山頂へ向かえば、長崎県で一番高い（１３３３ｍ）展望台から有明湾の絶景を楽しむことができる。仁田峠を過ぎると道は国道３８９号に向って下っていき循環道路は終わる。循環道路につながる国道３８９号と国道５７号は、林間の景色がよく路面も整備されていてとても走りやすい快走路だ。 |
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| 島原半島は仁田峠循環道路以外にも素晴らしい道路がたくさんある。雲仙グリーンロードはほぼ半島を周回し、南西部区間の棚畑展望台や花房展望所からは、普賢岳の火山灰が積もった独特の赤土の石垣段々畑が見下ろせる。平成新山の溶岩流出帯の脇を登っていく島原まゆやまロードも景色と走りの両方を備えた快走路だ。 |
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