| 絶景を走る 日本百名道 ２０２２ ＪＡＰＡＮ ＢＥＡＵＴＩＦＵＬ ＲＯＡＤ ＢＥＳＴ １００ |
| 金精道路 |
| 関東 ＫＡＮＴＯ Ｋｏｎｓｅｉ ｒｏａｄ |
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| 金精峠（こんせいとうげ）は、栃木県日光市と群馬県利根郡片品村との境にある標高２０２４mの峠である。周辺は、関東以北最高峰の日光白根山（２５７７ｍ）、金精岳などが並ぶ。東の日光は、世界歴史遺産の東照宮、いろは坂を登れば華厳の滝、中禅寺湖、竜頭の滝、戦場ヶ原、湯滝など回りきれないくらいのポイントがある。西に丸沼・菅沼があり、文化と自然に満ちあふれた魅力的な観光地を結んでいる。金精道路は、日本ロマンチック街道の一部に属し、１９６５年に有料道路として開通し、１９９５年に無料開放され、国道１２０号線となった。金精トンネルは標高1,843メートルで、国内のトンネルでは最も標高が高く、日本の国道では３番目に標高が高い。（1位渋峠 ２位麦草峠） |
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| 日光側からは、この道のひとつのハイライトとなるいろは坂が迎える。登りは比較的道幅も広く中高速で走ることができ、明智平までは一方通行なので安心だ。下りは狭いヘアピンをくねくねと下っていくタイトコーナーの連続。観光バスが前にいたらそれこそ大変なことになる。観光ポイントの前後では駐車場渋滞が発生することがあるが、それ以外の区間は基本的にはすいており、大自然の中を快適に走行できる。ただし、紅葉時期の週末は日光宇都宮道路からいろは坂まで続く渋滞は朝も夕も半端ではない。午前６時までには中禅寺湖に登りたいし、午後の帰りは早目か沼田方面に抜けるルートも想定しておきたい。 |
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| 景色を楽しむなら、男体山を臨む中禅寺湖展望台がお薦めだ。時間があればさらに高所になる半月山展望台。駐車場から２０分の登り道はトレッキングシューズが必要。中禅寺湖湖畔沿いの道を進むとキャンプ場のある菖蒲が浜、ヘアピンを登っていく途中の竜頭の滝、広大な湿原の戦場ケ原沿いは景色を楽しみながら快走できる。戦場ケ原では三本松茶屋で展望台まで散策もお薦めだ。岩肌を流れるように落ちる湯滝、そして源泉もある湯ノ湖周辺は硫黄の臭いを満喫できる。湯ノ湖からがこの道路のハイライト、金精峠を越える本格的な山岳道路になる。これまでの草原や湿原の風景から一気に火山地形の荒涼感溢れる景色に変わる。途中湯ノ湖と男体山をする展望する撮影スポットがある。トンネルを抜けて群馬側に入ると、丸沼高原の美しい湖や森林の中をヘアピンのタイトコーナーで下っていく。 |
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