| 絶景を走る 日本百名道 ２０２２ ＪＡＰＡＮ ＢＥＡＵＴＩＦＵＬ ＲＯＡＤ ＢＥＳＴ １００ |
| 高野龍神スカイライン |
| 関西 ＫＡＮＳＡＩ Ｋｏｙａｒｙｕｊｉｎ ｓｋｙｌｉｎｅ |
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真言宗は、弘法大師空海が平安時代初期に大成した真言密教の教えを教義とする教団で、総本山は高野山金剛峯寺である。真言密教の「真言」とは、仏の真実の「ことば」を意味しているが、この「ことば」は、人間の言語活動では表現できない、この世界やさまざまな事象の深い意味、すなわち隠された秘密の意味を明らかにしているという。弘法大師は、この隠された深い意味こそ真実の意味であり、それを知ることのできる教えこそが「密教」であると述べている。それに対して、世界や現象の表面にあらわれている意味を真実と理解している教えを「顕教（けんぎょう）」と呼んでいる。（高野山公式HPより）
霊峰高野山から紀伊半島最高峰の護摩壇山（ごまだんざん．１３８２ｍ）をへて日本三大美人湯の龍神温泉を結ぶのが高野龍神スカイラインで、元有料道路だったが、２００３年１０月から無料化され国道３７１号線となった。
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| 高野山から道の駅ごまさんスカイタワーまでは標高をゆっくり上げながら、緩やかなカーブと直線路が連続して、ワインディング好きにはたまらない道路だ。関西ライダーやドライバー御用達というのも納得する。山岳道路ではあるが、急峻な岩肌とか絶壁の下や上を走るという道路ではなく、森林地帯の渓谷沿いや尾根伝いの中を走るというイメージだ。道路脇の樹木は背が高く、展望を楽しみながらというよりは走りそのものを存分に楽しむ道だろう。注意点は、この道に慣れた地元ライダーのみなさんの半端ないスピードに挑戦しようなどとは決して思わないこと。カーブが緩やかと思って、オーバースピードで進入すると・・・である。
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| 高野山から約２７㎞のほぼ中間点にあり展望のいいごまさんスカイタワーは、週末ともなると多くのライダーやドライバーが休憩をして混雑する。スカイラインで展望が開けるのはここと北側の花園あじさい園くらいである。ごまさんスカイタワーから龍神温泉方面は一転して下りになる。路面はやや荒れ気味で、補修されて少し段差がある区間もあり、カーブもヘアピンが増えてタイトになるので注意したい。北側よりもややスピードを落として走るのが無難だろう。道の駅龍神がスカイラインの終点となる。周辺は美人湯で有名お肌ツルツルになる重曹泉なので、ゆっくりと楽しむのもいいだろう。龍神まで走った後は、そのままＵターンしてもいいし、国道４２４号で和歌山方面へ、奇絶峡を通る県道２９号で白浜方面に向うこともできる。日帰りかロングツーリングかで様々なルートが想定できる。
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