| 絶景を走る 日本百名道 ２０２２ ＪＡＰＡＮ ＢＥＡＵＴＩＦＵＬ ＲＯＡＤ ＢＥＳＴ １００ |
| 糠平国道 |
| 北海道 ＨＯＫＫＡＩＤＯ Ｎｕｋａｂｉｒａ ｒｏａｄ |
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| 三国峠は北海道の雄大な景色を見ることのできる絶景地で、全国にいくつもある三国峠だが、ここは石狩、十勝、北見の境界に位置することから「三国」の名がついた。広大な面積を誇る「大雪山国立公園」の中にあって、標高は１１３９mで北海道の国道の中で一番高い峠である。周辺は、大海原が広がるかのように広大な樹海が広がり、さまざまな木々があたり一面に彩りを添えている。四季それぞれに魅力的な姿を見せてくれるが、紅葉で樹海が染まる初秋は特に美しいとされている。この三国峠を越えて、帯広から紋別に至るのが国道２７３号線で、糠平国道は三国峠から上士幌の区間をさすが、西側の層雲峡も含め、上川から上士幌の区間をここでは薦めたい。 |
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| 北海道中央部の観光地層雲峡から三国峠を経て糠平湖に走り抜ける国道２７３号は、国内トップクラスのドライブルートである。石狩川を挟み断崖絶壁が続く層雲峡から、長さ３３８８ｍの銀河トンネルを抜け大雪湖を通って三国峠までは、山深い川沿いのルートで緩やかなカーブが連続し走りやすい。三国トンネルを出たところにある三国峠ＰＡでは、眼下に広がる圧巻の樹海を眺望できる。三国峠からは雄大な原生林を異物のような人工物であるいくつかの橋を下っていく。道は大変よく整備され冬季走行を前提にした道幅も広く運転はしやすい。 ツーリング本でよく見る松見大橋は、三国峠駐車場から少し東に向った緑深橋からの撮影になる。橋の手前に駐車スペースがあるので、そこに駐車して撮影したい。 |
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| 橋を下った後は、さわやかな白樺林の直線道路をクルージングしながら糠平湖に向う。途中湖岸に残るタウシュベツ橋梁は道路から５分程度の湖岸に展望台が設置されている。橋の側に行くには、林道事務所で許可申請を受け鍵を借りるか、ツアーに参加することになる。北海道の東西を結ぶ幹線道路なのため、大型トラックの通行が多いので、道路に駐車しての撮影等は危険なので、必ず駐車スペースに停めることをお薦めする。
上士幌周辺では、ナイタイ高原牧場がお薦めだ。日本有数の広大な牧場で、６㎞に及ぶ牧場内の道路は絶景路で有名である。また、２０１９年４月に、十勝平野を一望するナイタイテラスがオープンし、魅力は倍増している。 |
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