絶景を走る 日本百名道 2022 JAPAN BEAUTIFUL ROAD BEST 100 |
ニセコパノラマライン |
北海道 HOKKAIDO Niseko panorama line |
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今や世界的な冬のスーパーリゾートに成長したニセコ(NISEKO)。「ニセコ」という地名は、アイヌ語からつけられたもので「切り立った崖の下を流れる川」、「ヌプリ」は「山」という意味がある。ニセコは1964年までは「狩太(かりぶと)町」という名称だったが、1963年、ニセコアンヌプリ一帯が国定公園に指定されたことを受け、JR駅名の変更運動から町名を「ニセコ」に変更した経緯がある。当時旧国鉄は、「駅名は地名」という原則があったのだという。豊かな自然に恵まれるニセコ町は、東に国立公園羊蹄山(1898m)、北に国定公園ニセコアンヌプリ(1309m)の山岳に囲まれた丘陵盆地に位置する。 岩内と留寿都(るすつ)をつなぐ道道66号線のうち、岩内からニセコ高原までの区間をニセコパノラマラインと呼んでいる。 |
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道路からは、岩内方面は日本海側の展望が、ニセコ側はアンヌプリや羊蹄山の景色がとても素晴らしい。山々が緑一色となる夏や、色彩豊かな紅葉が色づく9月下旬から10月上旬にも走ってみたくなる道だ。岩内から神仙沼まではぐんぐんと登っていく山岳道路。そこからニセコへはヘアピンカーブとアップダウンを繰り返しながら走っていく。晴れて澄み渡れば途中から羊蹄山を見ながらの絶景ドライブになる。
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ニセコに到着したら、羊蹄山を周回する道道66号~道道97号~道道478号~国道5号を走ってみよう。どこからでも羊蹄山を見ることができる絶景快走路で、北側の県道478号は、じゃがいも畑やそば畑の先に羊蹄山が佇み、車入りの写真撮影にも最適だ。また、羊蹄山東の町営牧場の奥にある望羊の丘は、羊蹄山を見渡せる絶景地なので、ぜひ立ち寄ってもらいたい。
ニセコは冬季を中心にしたリゾート地だが、最近は夏季の水辺のアクティブなスポーツにも力を入れている。外国人客が多数訪れ高級化している面はあるが(日本が安すぎる)、コロナ禍で観光客が少ない今が訪れるいいチャンスかもしれない。
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