| 絶景を走る 日本の美しい道 広島の道 |
Ｒ１８６ Ｎｕｋｕｉ ｒｏａｄ （Ｔｏｇｏｕｃｈｉ－Ｎｕｋｕｉ－Ｏｓａ）
国道１８６号線 温井ダム（戸河内－温井－仙水湖） |
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| 高原から豪快な山岳スカイラインへ変貌してダム湖沿いを走る |
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| 猪山（いのしやま）展望台から瀧山峡（たきやまきょう）大橋と龍姫湖（りゅうきこ） |
| 広島県ＮＯ１ワインディングロードの国道１８６号線は、戸河内から島根県に向う区間もダム湖を通過する素晴らしい景色の中を走る道である。温井（ぬくい）ダムは、アーチ式ダムとしては黒部第４ダムに次ぐ日本二番目の高さ１５６ｍを誇り、太田川水系に龍姫湖(りゅうきこ)と呼ばれる湖をつくる。王泊ダムは滝山峡に１９３５年に建設され、１９５９年には日本最初の本格的な嵩上げ工事(約１０ｍ)をし、戦後の電力増加と水資源活用に貢献した。ダムがつくる仙水湖周辺は新緑や紅葉の時期はとても美しい景色を魅せてくれる。この２つのダム湖にはさまれた滝山峡をぬうように走っていくのが国道１８６号線である。道路は渓谷を通過したのち、いくつかのスキー場を通って島根県に向う。
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| アーチ式ダムで日本２位の温井ダムがつくった龍姫湖沿いを走る |
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| 温井（ぬくい）ダムに向う山岳道路 |
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| アーチ式ダムで黒部第４に次ぐ日本２位の高さを誇る温井ダム |
| 道の駅来夢とごうちを出発すると、しばらくは国道１９１号と重複する快走路を走り、この区間の最初のハイライト区間に突入する。１９1号と分かれる山崎交差点から、ぐんぐんと山の中へ向って高度を上げ、さながら山岳スカイラインの様相を魅せてくれる。２００１年に完成した温井ダムへの道は、完全２車線で路面状況も素晴らしく、険しい山間をいくつかの橋とトンネルでつなぎながら温井ダムに到達する。温井ダム一帯は広島県の北部のレクレーション地域として人気の場所で、様々な体験活動やキャンプ、グランペリング施設も充実している。４～６月には災害対応の放水も行われるので、国内２位の高さを誇る迫力ある景色を堪能することができる。
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| 絶景の猪山展望台から紅葉の瀧山峡大橋を眺望する |
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| 瀧山峡大橋 |
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| 猪山展望台から瀧山峡大橋と龍姫湖を臨む |
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| ダム管理塔まで続く湖岸の狭路から瀧山峡大橋 |
| ダムから北上すると、美しい龍姫湖（りゅうきこ）岸をトンネルとアーチ橋でつないでいく。2つめのトンネルを出たすぐの案内板を右折して向う猪山展望台は、周辺では秀逸な展望台だ。眼下にはさきほど走った瀧山峡大橋のかわいいアーチ橋と龍姫湖が見える。秋の紅葉時は特に素晴らしい。（写真は散り始めの１１月中旬撮影）展望台に向う道はそのまま進むとダムの管理塔まで続いており、やや狭いがそちらからも橋や龍姫湖岸の美しい自然を眺望することができる。瀧山峡大橋は２色で彩色されているが、個人的には１色でも良かったように思うのだが。
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| 紅葉（緑）が美しい滝山峡から仙水湖湖岸を走る |
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| 龍姫湖岸周辺の道路は２車線の快走路が続く |
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| 滝山峡へ向う快走路 |
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| 仙水湖にかかる新大泊橋 |
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猪山展望台から先は、滝山峡の深い渓谷沿いを北に向う。ここも紅葉が素晴らしいところで、撮影したい所はいくつもあるが、駐車スペースが少ないのが残念だ。そして２つ目の王泊ダムと仙水湖周辺は、ヘアピンカーブもあるワインディングで運転の方も充分に楽しめる区間だ。この後道路は集落の中を走りスキー場の側を走りながら島根県境に向う。途中にある大朝鹿野大規模林道や芸北広域農道、県道４０号も楽しい道路なので、合わせて走るとよいだろう。
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