絶景を走る 日本百名道 2022 JAPAN BEAUTIFUL ROAD BEST 100 |
国道299号線 メルヘン街道 |
中部 CHUBE Marchen road |
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八ヶ岳(やつがたけ)は、諏訪湖の東方にあって長野県から山梨県へと南北に連なる火山で、日本百名山の一つである。八ヶ岳は特定の一峰を指して呼ぶ名前ではなく、山梨・長野両県に跨る山々の総称であるが、その範囲は「夏沢峠以南のいわゆる南八ヶ岳のみ」「南八ヶ岳及び北八ヶ岳の領域(蓼科山を除いた領域)」「蓼科山まで含んだ八ヶ岳連峰全体」など様々な定義がある。日本百名山でいう八ヶ岳は南八ヶ岳のみを指している。なお最高峰は赤岳で2899mである。
八ヶ岳連峰のやや北側を横断して走るのが国道299号線で、国道16号線まで続く区間のうち、長野県の茅野市から麦草峠を越えて佐久穂町までの区間を通称メルヘン街道と呼んでいる。 |
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ほぼ全線がタイトコーナーで構成されており、運転好きにはたまらない道路である。蓼科側からは、ヘアピンカーブで別荘街を過ぎてから、眺望の点では日向木場展望台周辺を除いてあまり開けている場所はないが、白樺とカラマツの豊かな森林の間を走り抜ける爽快さは格別である。麦草峠は標高2127mで、志賀草津道路の渋峠についで国道では日本で2番目に高い場所だが、一般的な峠というイメージではなく、高原状の地形をほぼ等高線上に走り抜ける。八ヶ岳連峰の縦走の拠点で、北八ヶ岳の縞枯山~坪庭方面は人気のトレッキングコースにもなっている。 |
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峠を越えて佐久方面にはいると、観光地として有名な白駒池がある。紅葉の美しさは格別で混雑覚悟で一度は見ておきたい。白樺林が有名な八千穂高原を通過し再び道路はタイトコーナーにり、レストハウスふるさとで分岐し、こちらも快走路の県道480号を走れば小海リエックススキー場や松原湖方面へ向う。メルヘン街道はそのまま連続するタイトコーナーを下って八千穂に到着する。中部横断自動車道の建設で国道299号に八千穂ICから直接はいれるようになり、首都圏からのアクセスが格段に良くなった。メルヘン街道~ビーナスライン~八ヶ岳高原道路など、八ヶ岳周辺のドライブが一層楽しくなった。 |
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